2007年12月30日

「コフィン・ダンサー」

このところ、ミステリ纏め読み、とでも言う状態でした。
ひとつは、ジェフリー・ディーヴァーの「ライムもの」。
このシリーズは、はずれを覚悟しつつも、やはり出たら読んでしまいそうです。

「ボーン・コレクター」を映画で見ているので、どうしてもデンゼル・ワシントンが思い浮かぶけど、個人的には、ライム役に彼は、ちょっと違うかな〜と。
あえて言うなら、マイケル・ダグラスかなぁ??
彼なら、ガミガミ怒っても、またかと思って許せるような気がするんですけど・・・。

身体が不自由だからというよりは、もともと性格に問題ありと思われる、ちょっと扱いにくいライムという主人公は、非常に面白い設定だと思いました。
その上、弟子は、血が滲むほど頭をかきむしり、爪を噛み千切る美女という、不安定な人間。映画を観たときに、なぜアンジェリーナ・ジョリーなのかと思ったけど、もともと美人の設定だったのですね。
ちょっとあざとい設定かなという気もしますが、面白いのでオッケーです。

鑑識作業の詳細、ストーリーの面白さ、どんでん返し、登場人物の濃さ。
売れてる人はやっぱりうまい。面白いです。

コフィン・ダンサー〈上〉 (文春文庫)
コフィン・ダンサー〈上〉 (文春文庫)Jeffery Deaver 池田 真紀子

おすすめ平均
stars今から読んでも遅くないリンカーン・ライム・シリーズ
stars一作目より大衆向けか
stars最後の100ページくらいからすごい
starsでんどん返し♪
starsライムVS‘コフィン・ダンサー’のスリルに満ちた対決

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「異邦人」

「検屍官」シリーズの最新作が出てるじゃないか!
と、書店で見つけ、衝動買いです。
そしてあっという間に読了。
う〜ん。
もうあの、私が大好きだったスカーペッタには会えないんでしょうか? 登場人物に馴染みがあるので、彼らの日々のごたごたも読めるけど、そうでなかったら辛い。設定は凝ってるけど、消化不良のまま終わりました。
人の心の闇や、心理を掘り下げる書き方をされているシリーズではないだけに、これだけシリーズが続くと煮詰まってくるんでしょうかね。

今回際立っていたのは、マリリンという精神科医のうっとうしさ。こんな人物を書けるあたりはさすがと思いますが、彼女と対決(というほどでもないが)するスカーペッタには、過去の覇気は感じられず。
他の登場人物も、魅力が薄れているように感じてしまいました。
要するに、魅力を発揮する場面が少なかったということかも知れません。

けれど、また続篇が出たら、また読んでしまうんだろうなぁ。
スカーペッタも良い年なんだから(余計なお世話ですが)、いっそ老人にして、それでもかっこ良い、と言うようなものとか、ルーシーを前面に出すとか、何かガツンとしたものが読みたいな〜。

異邦人 上 (1) (講談社文庫 こ 33-26)
異邦人 上 (1) (講談社文庫 こ 33-26)相原 真理子

おすすめ平均
stars初めて読んだので・・・
starsまたひらがな攻撃が・・・
starsケイを巡る人間関係
starsチャールストンでは、皆、年寄りになってしまって・・・
starsサイコパスにお腹いっぱい

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