2009年09月20日

「ダウンタウン・シスター」

ずーっと食わず嫌いしていたシリーズでした。
なぜか?
文庫の装丁とタイトルが、全く好みでなかったからです。
軽そうな印象の表紙、そして、レディ・ハートブレイクだの、サマータイム云々だの、絶対読みたくないと思うようなタイトル・・・。

その方が売れるのかも知れないけれど、表紙とタイトルの雰囲気を好む女性と、このシリーズの内容を好む女性とは、全くタイプが違うと思うんですが・・・。
まぁ、私個人の好みの問題かも知れないので、なんとも言えませんけども。

それはさておき、面白かったです。
シリーズ全作、いつの間にか読破していました。この濃いキャラクターのV.I.が、なんだかどんどん好きになるのです。
けっこう硬派な内容と、そこまで言うか?(そして、するか?)という主人公、脇役の面々、すっかりこの世界の住人になってしまいました。

ミステリの面白みのひとつとして、背景となる時代の風潮や社会問題をいかにうまく取り込んでいるか、という部分が私は気になるのですが、そういう意味でも満足できます。
次回作が待ち遠しいシリーズが、またひとつ増えました。

ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)
山本 やよい

早川書房 1989-09
売り上げランキング : 271398
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
この記事へのコメント
サラ・パレツキー、大好きな作家です!!
(母の本でした)
このシリーズは中高生の頃にたくさん読みましたー☆
(スー・グラフトンも愛読してた)

シリーズが長くなり、なぜか母親が図書館で借りて済ますようになって、
すっかりフェイドアウトしてしまいましたが。
全然気にしてませんでしたが、
確かに表紙タイトルともに軽薄そうですね。。。
なんというかバブル時代ぽいというか。。。

なんだか懐かしくなってきました。
図書館で借りてこようかな♪
Posted by わんた at 2009年09月21日 06:08
■わんたさん、
お、わんたさんも好きでしたか♪
中高生時代にはもう読んでたんですね〜。と言っても、わんたさんの中高生時代は、ついこないだか・・・。
私は中高生時代、ミステリだと、アガサ・クリスティとかエラリー・クイーンとか読んでました。なつかしー。

スー・グラフトンも面白いですよね。
このごろ読んだ、スウェーデンのミステリ(「ミレニアム」です。面白かったよ!)に、主人公がグラフトンを読むシーンが出てくるんですよ。それでつられて、また一冊図書館で借りてきました^^。

表紙、確かにバブル時代ぽいですよね。
主人公のウォーショースキーはわざわざ回りにV.I.と呼ばせるような人なのに、こういう表紙だと怒るだろうな、とか余計なことまで考えてしまいましたよ(笑)。
Posted by 八朔 at 2009年09月21日 23:58
おほほ…こっちの方に寄ってみたら…にゃんと〜!!!
ウチにも全部揃っとります(笑)
既刊の最後は『ガーディアン・エンジェル』でしたっけね〜
ハードボイルドっぽいのはあんまし触手が動かない分野なのに、
サラ・パレツキーとスー・グラフトンは読んじゃいました。

ちなみにサラ・パレツキーが編集した短編集も結構おもしろいですよん。
えっとね、ハヤカワからは『ウーマンズ・アイ』ってタイトルで上下2巻。
スー・グラフトンとサラ・パレツキーの短編が入ってる、
PWA+シスターズ・イン・クライムの傑作選が、
1・2と、扶桑社ミステリーで出てます。
あ…もう、ご存知かな〜
Posted by ruby's paw at 2009年10月02日 10:56
■ruby's pawさん、
おっ、こちらにも!
ありがとうございます〜♪
全部そろってるんですか!
そりゃ〜、うほうほだ(笑。

短編、気になってたけど、まだ読んでないです。
どちらかと言うと長編が好きなので、いつも後回しになっちゃうんですよ。
けど、気のきいた短編は応えられませんよね。
1、2と扶桑社ミステリですね。メモメモ・・・。
今度読んでみます^^。楽しみがひとつ増えました♪

グラフトンもパレツキーも、良い味出してますよね。
私はハードボイルドもイケる口ですが、ものによっては食傷気味になるんです。
グラフトンは、適当なところから読み始めたので、Aから順番に行くべきだったとちょっと後悔中(^^;)。
Posted by 八朔 at 2009年10月04日 23:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。