2008年01月20日

「チーム・バチスタの栄光」

このミス大賞で、黄色い表紙・・・というのが、どうもハズしそうで、長いこと食わず嫌いしていました。
けれどすごい人気なので、やっぱり気になって読んでみたら、なるほど〜!

こういう話だったんですね。今までに読んだどのミステリとも違う新しい感じで、最期まで先が読めませんでした。
「手術室で起きた殺人」を説得力を持って展開できるのは、現役医師ならではなんでしょう。その上、登場人物は面白いし、語り口はうまいし、こういうの出てきたら、大賞に選ばざるを得ないんじゃない?と。

病院の内部事情が現実的で、そこにはけっこう深刻な問題をはらんでいると思うのですが、この小説は明るいです。この軽さのようなものが、万人受けする理由のひとつでしょうか。"まとも"で重い問題を含みつつも軽く明るい、というような。

それにしても、白鳥のような変った人、どうやったら想定できるんでしょう??
この人の登場で一気に話が展開していくのですが、それにしてもこの強烈なキャラクターが、最期にはなんとなく好きになってくるんだもんね。映画では阿部ちゃんがやるようですけど、文章だと顔が見えるわけじゃないですから、好きになるのに時間がかかります(笑)。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)海堂 尊

おすすめ平均
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『チーム・バチスタの栄光』 海堂尊
Excerpt: アメリカ帰りの天才外科医・桐生が率いる<チーム・バチスタ>は、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門のエリート集団。難易度の高い手術にも関わらず成功率が高く、マスコミからも注目を集めている大学付属病..
Weblog: 【徒然なるままに・・・】
Tracked: 2009-01-11 20:34
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